100年時代.comは、人生100年時代に、健康寿命を意識した健康のリスクとお金のリスクに対する対応方法と介護業界の働き方を提案します。
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認知症と物忘れの違い
出典:東京都中央区在宅療養支援協議会「備えて安心!認知症」
認知症
ご飯を食べたのに
「ご飯を食べてない」
と言う

加齢の
物忘れ
何を食べたのかを
忘れる

使い慣れた家電の
操作ができない

使い慣れた家電であれば、操作することができる

支払いの時に計算が
できず、小銭がある
のにお札で支払う

ゆっくりであれば小銭でも支払いができる

日付や曜日、場所
等がわからなくなる

日付や曜日、場所等を間違えることがある

認知症の症状と対処方法
《夜になると落ち着かなくなったりする》
自分が今いる場所や時間がわからなくなる「見当識障害」といわれます。
対応のヒント
まずは安心感を与えるために、部屋を明るくしたり、テレビをつけたり、一人ではないと感じるようにします。
不安感や興奮でどうしても眠れない場合は医師に相談します。
《夜になると家を出ようとする》
自宅にいるのに、「自宅に帰ります」と出かけようとします。決まって夕方に起こることから「夕暮れ症候群」と呼ばれます。
これは、記憶が過去にむかって失われていく「記憶の逆行性喪失」ともいわれます。
対応のヒント
無理やり説得しないで、色々と話しかけて落ち着くのを待ちましょう。
《「物を盗られた」などの妄想にとらわれる》
「お金を盗まれた」「私だけ仲間外れにされている」と言って騒いだり泣いたりします。残念ながら家族が犯人として疑われやすいのです。これは、他人の前ではしっかりできているのに、身近な人ほど症状があらわれるという認知症の法則に当てはまります。辛いところですが、ここは我慢です。
対応のヒント
家族の方も腹立たしいこともあると思いますが、認知症の方の言葉は否定せず、一緒に探して、状況を共有しましょう。時間が経つと落ち着くこともあります。