先日「歯周病、認知症と関係も 丁寧な歯磨きで予防」という記事が掲載されました。
(2020年4月11日 日本経済新聞Web版)
認知症と歯周病とは少し意外でした。
もともと歯と健康はか深い関係があることは、よく知られていましたが・・・
認知症にはいくつかの種類がありますが、歯周病の関与が指摘されているのは患者数が最も多いアルツハイマー型認知症だそうです。
2019年には、「アルツハイマー型認知症患者の脳内に、歯周病原因菌の一種ポルフィロモナス・ジンジバリス菌を確認した」という研究論文が英国で発表されており、歯周病の原因菌がアルツハイマー型認知症に関与することは他の研究でも示唆されているとのこと。
「認知症患者の口腔内は不健康な状態になっていることが多く、歯周病の割合も高い」らしいので、魚介類、豆類、ナッツ類など、しっかりかまないと栄養が吸収できない食材で認知症予防につなげたい。歯周病になると、こうした食材が食べにくくなる。
つまり「歯の健康を保つことは認知症の予防につながる」ということですね。
Comments